先生目線の合格体験記2019修道中合格 KSくん


 

最短記録!

この子はうちの記録保持者ですね。

 

なんの記録かと言うと塾に通い出してから受験までの最短記録。

 

だって体験授業は12月30日ですよ(笑)

 

紹介主は知ってるのですが、「もっと早く紹介してよ!」といいたいです。

 

入試の駆け込み寺

 

僕は自虐的に自分のことを「中学入試の駆け込み寺」と呼んでます。

 

この子に限らず、夏休みから通塾する人、9月、10月、11月からは普通にいます。

 

必ず、成果を出します!と言うような安請け合いは致しません。

 

ただ、引き受けるには理由があります。

 

大学受験は無理ですが、中学入試は直前に集中的に通ってもらえば、何かの逆転が起こせる場合もあります。ただし、僕の場合だけですが。(他の先生や塾に要求しないで下さいね。あくまで僕はスペシャルなので)

 

大手の塾に通って一通りを習っていることが前提です。

 

その上で一人一人の問題を解決してあげることで、変わることがあります。

 

上手く教えれば、暗かった顔が笑顔になります。

 

勉強やテストに関する取り組み方の改善と、落ち込んでいる(受験終盤に僕のところに来る人は暗い顔が多いです。)メンタルを立て直すことで、割と効果が出せるんですね。

 

全体的に雑!

 

で、このKSくんですが、すぐに感じる問題がありました。

 

全般的に「とても雑!」と言う印象でした。

 

僕も字が汚いので偉そうに言えませんが、「もう少しはていねいに書けるだろう!」と言いたくなるくらい書き殴った字を書きます(字の汚い僕だから感じる汚さというのもあります)。

 

そして、ノートはどこに行った?と言いたくなるくらい、塾のテキストに直で書き込んで解いてます。

図形問題は問題集の図に色々書き込んでます。

 

どれも男の子らしい勢いの良い字で。悪く言うと勢い任せの殴り書きに近いです。

 

ノートに書け!

 

僕がこの子に与えた主なアドバイスは超シンプルです。

 

「ノートに書け!」です(笑)

中学入試の勉強法 アタマが良いのに勉強ができない子 算数は紙で考える。

 

上の記事にも書いたように、アタマの中で情報を処理するのは限界があります。

矛盾するようですがカシコイ解き方はアタマで考えることを諦めることです。

 

ノートなどの手元の紙をふんだんに使って、情報を紙の上に整理した時にヒラメキは生まれます。

 

必ず効果があるとは言わないけど、図形の問題は手元に図を自分で書いた方が気づいたりヒラメキが生まれる確率は上がります。

 

KS君が「この問題教えて下さい」と見せてくれると

 

「では、まず自分のノートに図を書きなさい。何か思いついたら式も書いてね。」

しか言いません。

 

ただ、彼は元々のアタマはそこそこあります。

 

「あ!なんかわかりました!」

と自力で解けることがありました。(分からない時は、最小限度のヒントを出します。)

 

彼に関しては教える苦労はなかったです。

取り組み方を改善するだけでしたね。

 

「あ、図を書いたらできました!」

 

何回目の授業からこんなやり取りをするようになりました。

 

「先生この問題・・・」

「私が何を言うか分かる?」

「あ!図と式ですね!すぐ書きます。」

 

しばらく放置したところ

「どうなった?」

「あ、できました!」

本当に何のアドバイス無しでも自力で解けてました。

 

そういう意味で彼は僕にとっての教訓ですね。

ガタガタと解き方教えるより、取り組み方を改善すれば子供は変わるんですね。

 

あ、そうそう、今更ですが彼は短期ですがうちの塾が気に入ってくれて、ほぼ毎日「入り浸ってる」と言う表現が当てはまるくらい勉強してました。

感覚的な話ですが、直前を一緒に過ごせたので影響を与えられたかな?と思います。

 

と、言うことでわずか一月にも満たない期間でしたが、いい仕事をしたと思うので先生目線の合格体験記を書いてみました。